火の用心!消火完了!

空気が乾燥し、ボヤや火災が増加…

空気が乾燥し、ボヤや火災が増加する季節です。

本日、二子玉川でのランニングレースボランティア終了後、帰宅途中に、ゴミ集積所から炎が上がっているのを発見!

2メートル四方ワイヤーネット製ゴミ箱に、レジ袋に入れられたゴミが数個重なっている中から、炎が上がっていました。

現場から50メートル以上離れた場所でも、火災特有の煙の匂いがしてきて、「火災だ!」と直感。周辺の家を見回しましたが、家屋火災ではない。そして炎があがっている現場を発見!燃え始めのようではあるが、かなり炎の勢いが強い。燃えるゴミの中での出火なので、延焼の恐れもある。私一人では消火しきれないと判断し、「消防団員です。私の指示に従ってください。ご協力お願いします。」と通りかかった方々に声をかけました。「119番に電話してください!」「消化器を持ってきてください!」「バケツに水を持ってくるよう近所の家に声をかけてください」と指示しました。皆さん、テキパキと動いてくださり、消火器1本で炎は消えましたが、まだ煙がくすぶっていたので、バケツ4杯の水をかけほぼ消火。そのタイミングで消防車2台が到着し、その後は消防が対応をしました。

普段、消防団の活動で、消火訓練なども行っているのですが、実際に炎が上がっているのをみると、焦ると同時に、恐怖心が沸き起こりました。火の勢いに負けたらどうしよう・・爆発するのようなものに延焼したらどうなるだろう・・危険物質がないか・・等など。古い消火器だったため、中身の粉末の噴射力が弱く、火元に近づいての消火だったため、より恐怖でした。火災時に火の中に飛び込み消火する消防士は、いつもこんな思いで消火しているのだと実感しました。

空気が乾燥する季節、火災が増加します。ゴミを捨てる際も、特にたばこの吸い殻など、完全に火を消したことを確認してから捨てましょう。ゴミ集積所にも長時間ゴミをおいたままにならないよう、できるだけゴミ収集車がくる直前に出しましょう。また、ご自宅の周辺などに燃えやすいものを置いておかないようにしましょう。万が一、火が出た際は延焼のリスクが高まります。

地域の皆様のご理解・ご協力よろしくお願いいたします。

 

 

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