〈9〉【簡単にできるリラックス方法】

簡単にできるリラックス方法
好きなことに没頭する！
皆さんは、「私の趣味は○○です」「何よりも○○が好きです」と胸を張て言えるものってありますか？何よりも好きで、没頭できる趣味や仕事に巡り合えた方はラッキーですよね。人は、大好きなことに没頭している時は、幸せを感じリラックスできているのだと思います。
しかし、モラハラを受けながら、「大好きなことに没頭します！」なんて出来ませんよね。そんな心身の余裕などはないでしょう。心身ともに知らず知らずのうちに緊張を強いられ、無意識に呼吸が浅くなり、いつでもモラハラと対峙できるよう交感神経が優位な状態、臨戦態勢となっています。
そんなときは、誰でもどこでも、いつでも何度でもできるリラックス方法をご紹介します！

超簡単「腹式呼吸をする」です！

腹式呼吸をすることで、脳波がα波状態となり、リラックスへと導かれます!

特別な道具も場所も必要ありません。いつでもどこでも、行えます。
では、腹式呼吸について簡単にご紹介！

腹式呼吸」とは、

息を吸う時は「鼻」から吸い込み、吐くときは「口」から吐き出します。
息を吸う時は、胸とおなかの間にある横隔膜を下げることにより肺の体積をした方向に大きくします。その結果、横隔膜により内臓が下に押され、おなかが「ぷぅ」と膨らみます。
息を吐くときは、横隔膜が上に上がることで肺を上方向に押し上げ、空気を吐き出します。

腹式呼吸は、インナーマッスルを使った呼吸ともいえますね。（実際に、腹式呼吸をしっかり行った後は、筋肉痛になりますよ！）
「腹式呼吸」の行い方

1．まずは、口から肺の中のすべての空気を吐き出しましょう。

2．鼻から、ゆっくりと息を吸い込みます
3．空気は肺に入っていき、肺が下方向に膨らみます
4．肺に押し下げられ横隔膜が下がり、横隔膜に押し下げられた内臓によりおなかがぷぅと膨らみます

5．息を吸いきったら、今度は口からゆっくりと吐き出します
6．肺の空気が吐き出され、横隔膜が上がり、おなかが凹みます

7.　肺の中の空気を全て吐き出したら、2～６を、ゆっくりと繰り返します

※腹式呼吸ができているかわかりずらい方は、おなかに手を当てながら、行ってみてくださいね。
ポイントは、息を吸った時におなかが膨らみますが、おなかを膨らませようという意識で行うのではなく、「肺に空気が入っていく」→「その結果おなかが膨らむ」を意識してみてくださいね。

※「8秒で吐き切り、8秒で吸う」「ゆっくり、長く」が理想ですが、苦しくならない程度にご自身の心地よいペースで行ってみてくださいね。

「効果」

私は、ストレスで呼吸が浅くなり、不快に感じるときに腹式呼吸を取り入れています。あおむけでも行えますので、体調が悪く寝込んでいる時にも行えます。
実際に、ゆっくりと腹式呼吸を行い、ストレス状態を軽減しています。実際は、心身共にストレスを受けているのですが、腹式呼吸を行い脳波を強制的にアルファ波状態にすることで、リラックス状態に導きます。ぜひ、お試しあれ！